動物性副産物の品質を継続的にモニタリング
課題
動物性副産物にはリジンなどのアミノ酸が多く含まれるため、動物飼料の原料として重宝されています。しかしアミノ酸の品質には大きなばらつきがあり、動物性副産物のアミノ酸組成は標準化されていません。このため製造工程の違いにより品質に大きなばらつきが生じます。
動物性副産物のリジン量は、
大豆粕と比較して大きくばらつきます。 ▸

エボニックのソリューション
AMINONIR®により製品の栄養素、アミノ酸、エネルギー量を測定できます。近赤外線(NIR)装置を使い、リジンやその他のアミノ酸等の貴重な成分を測定することで、動物性副産物の品質に関する当て推量を取り除くことができます。粉砕または未粉砕のサンプルをスキャンし、スペクトルをアップロードすると数分以内に完全な評価が得られます。.
AMINONIR®は、常に高い品質レベルでの動物正副産物の提供を可能にし、収益性を高めます。
AMINONIR®がもたらすメリット
1
動物性副産物(肉骨粉、家禽副産物)の迅速な抽出検査
2
製品品質を最適化するための栄養データ
3
低コスト、高サンプル処理量
4
包括的で分かりやすいレポート
5
価格交渉のための理想的な条件(品質重視の売買)
6
導入・保守サポート
7
オンラインでの専門家による継続的なサポート
AMINONIR®は以下の用途に最適です。

マスタード粕・菜種粕の製造者
マスタード粕と菜種粕は、グルコシノレートやエルカ酸などの抗栄養因子の含量が大きく異なります。さらに加工は熱に弱い栄養素に大きな影響を与えます。マスタード粕と菜種粕の製造とマーケティングを最適化します。


大豆加工業者
最適な栄養価を持つ最高の製品を得るために、大豆加工の際の加熱処理を微調整できます。トリプシン阻害剤およびレクチンを排除し、リジン、シスチン、アルギニンなどのアミノ酸を保護します。