AMINONIR®は、未粉砕の原料であっても最小限の時間で信頼性の高い栄養分析を提供します。簡単で迅速に分析できるため、ビジネスのパフォーマンスに非常に重要です。
課題
現実的かつ費用対効果の高い方法で健康かつ丈夫な家畜を飼養したいー栄養価の高い飼料はこれを保証します。原料のばらつき、価格の変動、激しい競争 - 飼料のバリューチェーン全体のステークホルダーが難しい課題に直面しています。
飼料会社、大豆加工業者、トウモロコシDDGS、菜種粕またはマスタードミール、魚粉、動物副産物等の製造業者であっても同様です。
原料や製品の栄養価に関する信頼性が高くタイムリーな情報により、プロセスを最適化し、検証可能な優れた品質に基づいて競争上の優位性を得ることができます。
ホワイトペーパーをダウンロード
このホワイトペーパーでは、コストの上昇や大豆製品などの飼料成分の栄養価のばらつきなど、動物飼料業界が直面している課題について説明します。エボニックの AMINONIR® サービスなどのNIR技術は、品質管理のための正確な情報を提供し、家畜のパフォーマンスと飼料効率を向上させることで、これらの課題を軽減するのに役立ちます。この論文は、Markus Wiltafsky-Martin博士が執筆したもので、動物飼料業界の人々に貴重な洞察を提供しています。
エボニックのソリューション
これらの課題に対応するため、エボニックは飼料原料と配合飼料について正確で最新の栄養データを提供する包括的な分析ソリューションを開発しました。AMINONIR®は近赤外(NIR)分光法を使用してアミノ酸含量などの重要な要素を測定します。
仕組み
近赤外(NIR)分光法の原理は、目に見えない近赤外光をサンプルに照射することでサンプル中の分子を振動させます。この分子との相互作用によって光を吸収しエネルギーを消費します。液体サンプルの場合、残留光は素材を通過し、固体サンプルは光を反射します。この光が検出器で測定され、スペクトルが得られます。
スペクトル情報はさらに、例えば未知のサンプルの同定(フィンガープリンティング法)やNIR検量線の適用による栄養組成の推定に使用されます。
わずか4ステップで結果を入手
ステップ1:サンプルを採取
AMINONIR®は多種多様な原料と配合飼料がスキャン可能で、栄養価に関する詳細な情報を受け取ることができます。
ステップ2:サンプルをスキャン
サンプルをNIRカップに入れます。エボニックの技術ではサンプルをそのまま(未粉砕または粉砕で)分析できます。AMINONIR®はFOSSとBRUKERの近赤外分光装置を使用できます。
ステップ3:データをアップロード
アップロードはスキャンと同様に簡単です。ウェブブラウザまたはAMINONIR® Advanced(ウェブサービスインターフェース)を介してデータを転送できます。原料タイプを選択したり、複雑なデータを入力する必要はありません。
ステップ 4:レポートを取得原料や配合飼料に関する情報はすべて、1つの詳細なレポートに報告されます。
AMINONIR® Advancedは60種類以上の飼料原料および配合飼料をサポートしています | |
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技術パートナー
以下の機器は原料と配合飼料の分析が可能です。
- FOSS DS 2500(フォス DS 2500)
- FOSS DS 2500 F
- FOSS DS3
- FOSS DS3F
- ブルカーMPA
- ブルカーMPA II
- ブルカーマトリックスI
- ブルカータンゴ
ソフトウェアの概要
AMINONIR® プラグインはエボニックのウェブサービスインターフェースです。Foss MosaicやBruker OPUSとのスペクトルのアップロードや結果の転送など、完全に自動化されたシームレスなネットワーク統合や技術データ交換をバックグラウンドで行うことができます。
AMINONIR® Advanced 3.1を使用するとウェブブラウザ経由でスペクトルファイルを数秒でアップロードできます。処理は自動的に行われます。原料タイプを選択したり、複雑なデータを入力する必要はほとんどなく、作業者によるミスの可能性もありません。Analytical Data Advanced 3.0 は ウェブベースのツールで、PDFやExcel、CSV、XMLファイルでの結果のダウンロードや、新しいデータが利用可能になったときに自動的にファイルをメール送信する設定ができます。
お問い合わせ
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